涙が出た

以前、お祖父ちゃんが入院してしまった時に買った本で、
瀬戸内寂聴さんの「生きることば」というのを全部読み切って無かった
なぁ…とふと思い出して、何ヶ月ぶりかに開いてみました。
お話しになっているワケでもないので、どこで切っても全然構わない
内容だったんですけど、なんとなくここは読んだな…っていう記憶の
ある文章がいくつか…（笑）でも、ブックマークを挟めてある所から
真面目に読んでみたりして。（爆）
１行で終わるページもあれば、２ページに渡って小話が書いてある
ページもあったりするので、退屈はしないし読みやすい。
けど、僕はやっぱり１～３行くらいのものが好きかな。
ビシッと、心に届くというか…文字少ないとインパクトあるよね。

特に悲しいことや、感動する様なことばが載っているわけでは
無いんですけど…読んで居る間中、涙が止まらなかった。
何に対しての涙なのか全く持って不明。

勿論、仏教も含めて宗教全般には全く興味は無い人間ですが、
そういう考えもあるのか…と、参考になったり、そう思ってれば
別に辛いと思う事も無いな、と思う事もあって…。
今の僕には、必要な言葉がいくつか書いてあったのかも知れません。